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友人がリンパ節炎で苦しんだ6か月間の体験 [大人のリンパ節炎]

リンパ節炎は子供がなる場合が多いですが、
大人はならないワケではありません。 

私が結婚するかなり前の話ですが、友人がリンパ節炎になったことがあります。
15年ほど前なので、今とは医療もだいぶ変わってきていると思いますが、
お話しさせていただきますね。



症状的には子供のリンパ節炎とほぼ変わりありませんが、
大人の場合、決定的に違うのはガマンしてしまうところです。

友人も夜になると38度以上の熱が出て、朝には下がるの繰り返しでしたが、
朝から日中は平熱ですから、すぐには病院にいきませんでした。
本人は疲れや風邪だと思っているので、 市販の風邪薬や解熱薬を飲んでいたようです。

しかし、熱は下がるどころか日に日に高くなっていきました。
そして、首のリンパに違和感を感じ、触ってみるとかなり腫れていました。
さすがに、これはおかしい!と思い、病院に行きますが、ほとんどの人と同じように、
最初は友人も個人病院に行ったんです。

結果、そこの病院でリンパ節炎と診断はされず、
悪質な風邪のように言われ、薬をもらって帰ってきました。

病院で出される薬を飲めば良くなるだろうと思っていましたが、
症状は全く良くならず、さすがに私を含めた友人や、
そのコの親御さんも心配するようになってきました。

もちろん、本人が一番不安だったと思います。
ここでやっと、総合病院に行って検査をしてもらうことになりました。

 


もし、あなたがこの様な症状で、病名がわからなかったら何科を受診しますか?



きっと、多くの人が内科じゃないかと思います。
友人も最初は内科を受診しました。
しかし、総合病院ですから、病名が判明すれば適切な科にまわしてもらえますし、
検査も全てできるようになっていますから、そこは問題ありませんでした。

ネックと言えるのは時間がかかり過ぎることくらいです。
総合病院ってこれでもか!ってくらい時間がかかりますからね。

この総合病院に、友人は数ヶ月お世話になることになるんですが、
当時の医学のせいなのか、それ以外の理由なのか、
すぐにリンパ節炎と診断されたワケではありませんでした。

パッと見の血液検査ではわからず、詳しい検査をすることになり、
1週間後にまた来てくださいと言われたそうです。

そして、1週間後に案内されたのは血液内科だったそうです。
血液内科と聞くと、白血病や悪性リンパ腫のイメージがあり、
友人も「マジで!?」と思ったようなんですが、
それから診断までには、更に1週間かかりました。

病名は『亜急性壊死性リンパ節炎』 

問題はコレといって有効な薬がないことで、処方される薬は対処療法的なものです。
友人は症状も強かったため、ステロイド系のプレドニンを処方されました。
私自身、別の病気でプレドニンは服用したことがありますが、
かなり効くステロイド系のお薬で、副作用も強かったです。

友人は副作用の話はしていませんでしたが、
人によっては私のように副作用が強く出るかもしれません。 

死ぬような病気ではないですし、自然治癒するとは説明されたらしいですが、
なかなか治らず、本人も結構まいっている様子でした。

結局、2ヶ月ほどで完治になりましたが、
その後また再発し、首のリンパ節にできたしこりは、
ある程度までは小さくなりましたが、そのまま残ってしまいました。



私自身は脳の病気をした際に感じたことですが、
上記の友人にも同じことが言えます。

1週間たって症状が改善しないときには総合病院!

だって、インフルエンザだってノロウイルスだって、
1週間もあれば体力があり、変な場所にウイルスが侵入しなければ治ります。
もし、あなたが1週間以上も症状が改善されない場合は、
自分の体力を過信せずに、総合病院を受診することを強くオススメします!

 

【関連記事】 

➜亜急性壊死性リンパ節炎の治療の記事ハコチラ 

 




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