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伝染性単核球症に気づくのが遅れた3つの理由 [リンパ節炎体験記]

我が家の息子もなった、リンパ節炎に似た病気、
伝染性単核球症ですが、どうして気づくのが遅れてしまったのか?

少し、考えてみました。

 

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気づくのが遅れた理由

 

伝染性単核球症では、

肝臓の腫れ

が、もっとも重篤な症状と言ってもいいでしょう。
腫れている肝臓に強い衝撃や圧迫を受けると、
破裂し、最悪のケースも考えられます。

 

しかし、我が家では腹痛を訴えていたのに、
異常を気づかずに過ごしていました。 
親として、最悪だと思います。

でも、なぜお腹が痛いと言っている息子に、
異常を感じなかったのでしょうか?

 

それには、理由があります。

1. 普段からお通じが良くなかった
2. 数日間、便が出ていなかった
3. 甘えたいときや構ってほしいときに、仮病を使うことがあった 

この3つです。 

 

わたしの体質に似てしまったせいか、
息子のお通じは固くコロコロなものです(汚い話でスイマセン)
なので、出たとしてもスッキリという感じではなく、
中に溜まっているんだと思っていました。

そして更に、数日間お通じがない日もあったので、
お腹が痛くても当たり前だと思っていました。

また、一人っ子な息子は甘えん坊なところがあり、
当時は構ってほしくなると、お腹が痛いと言うことがあったので、
正直、「またかー」くらいに思っていました。

 

他の症状としては発熱もありましたが、
継続的に出るものでもなく、1~2日くらいで平熱に戻っていたので、
男の子って小さい頃は体が弱いし・・・とか、
保育園で疲れているのもあるし、風邪をうつされたんだと思っていたんです。

 

なので、深刻な病気だなんて、全く思っていませんでした。

 

 


気づいた理由




では、今まで気づかなかったのに、
どうして気づくことができたのか?ですが、
一番は、病院での血液検査と触診です。

 

しかし、病院に行く以前でおかしいと感じたのは、
リンパ節の腫れでした。

当時は知識も全くありませんでしたから、
もしかしたら、おたふく風邪になったのかもしれないと思っていたんです。

 

そこで、リンパ節炎と、のちに伝染性単核球症と診断されるんですが、
肝臓はすでに腫れている状態だったと思います。
腫れているから疲れが出てくる夜に、痛みが出ていたんですから。

知らないで保育園にも遊びにも連れていってましたが、
その間に破裂しなくて良かったなと本気で思っています。

 

 




自分を擁護するワケではありませんが、
親だって万能ではありませんし、判断を間違うこともあります。

 

なので、もし、あなたのお子さんがいつもより腹痛などの不快症状を、
継続して訴えているなら、病院に連れて行ってください。

特に我が家の息子のように、普段から便秘気味のお子さんは、
見極めが難しいと思います。

あまりにも心配し過ぎるのはよくありませんが、
我が家の息子のような場合もあることを、覚えておいてくださいね。


【関連記事】 

 伝染性単核球症での肝機能障害についてはコチラ

 病院受診から単核球症までの体験記はコチラ

 伝染性単核球症の原因EBウイルスについてはコチラ 


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リンパ節炎なの?~4歳息子の病院受診から単核球症まで [リンパ節炎体験記]

体験記、前回の続きになります。

前回の記事 ➜リンパ節炎の前触れ・発症~4歳 息子の体調不良はコチラ 

 




5割ほどはおたふくだろうと思っていた、息子のリンパ節の腫れ。
おたふく痛がるだろうなー。早く予防接種しておけば良かったなー。
と、病院に行く前は思っていました。

息子が赤ちゃんの頃からお世話になっている病院には、
ベテランで物腰の柔らかい女の先生が診察してくれます。

 

病院自体は古い建物で、新しくできた小児科のように、
プレイスペースやおもちゃはありませんが、 
余計な検査はせず、薬も必要最低限、子供が痛がることは、
必要でなければしないという先生です。

いろいろな薬をたくさん出して、ことあるごとに検査をする病院より、
個人的には気に入っています。
必要か必要じゃないかをきちんと見極められるのは、経験値が高いからなんでしょうね。

 

いつもは、高熱を出していても、ゲロゲロになっていても、
穏やかな表情で診察してくれる先生ですが、

「リンパが腫れてるんです」

という私の一言で、ちょっと表情を硬くしました。
同時に私も緊張してきます。

いつも通り、もしもし(聴診器)をして、あーん(喉を見る)して、
慎重に息子の首を触っていきます。

「一応、血液検査もしておきましょう」

あまり検査をしない先生が言いましたが、
この時はまだ、それくらいはするよねくらいの気持ちでした。

 

院内でできる検査なので、詳細ではありませんが、
炎症値や白血球の数など、基本的な数値は見ることができます。

検査結果は、先生の予想よりは良いものだったようですが、
念のため詳しい検査も受けておこうということになり、
検査機関にもお願いすることになりました。 

 

この時、毎晩のようにお腹が痛がることも伝えていましたが、
日中は平気なことと、もともとがお通じが良くなく、
お腹が比較的弱いコで、風邪をひいて熱を出すと腹痛を起こすことが多かったので、
腸の働きが悪くなっている可能性もあるということでした。

もちろん、ちゃんとお薬はいただき、
この時点ではリンパ節炎という診断でした。

 

 


詳しい検査結果にビックリ

 
次の日、詳しい検査の結果を聞きに再び病院を訪れましたが、 
内容はビックリというか、マジで!?というか
かなり、心配になるものでした。

 

息子は肝臓の数値が良くなく炎症を起こして、

肝臓が腫れている状態でした。

これが腹痛の原因だったんです!! 

 

その時の息子の状況は、腹圧や衝撃が加わると、
破裂する恐れがあるという、とっても大変な状況でした。

また、病名も肝臓が腫れていることから、
リンパ節炎から伝染性単核球症に変わりました。

➜伝染性単核球症についてチラっと書いてある記事はコチラ

そして、ここから息子の療養生活がはじまりました。

 



突然聞いたことのない病名を告げられ、
自分が経験したことない症状が子供に見つかれば、
不安にならない親はいないですよね。

 

親なんだから弱音を吐くなって人もいますが、
私は吐いてもイイと思います。

子供に見えない、聞こえない場所でならですけどね。
小さな子供から見れば、 親はスーパーマンくらいに感じているでしょうが、
普通の人間ですからね・・(笑)

どっかでガスを抜かないとです! 

 

 


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リンパ節炎の前触れ・発症~4歳 息子の体調不良 [リンパ節炎体験記]

このブログを訪れた人は、お子さんがリンパ節炎で療養中か、
リンパが腫れていて、何かの病気か不安になられている親御さんや、
家族の方が多いかと思います。

わたしも不安でした。

でも、この病気は必ず治ります。

わたしの体験談が、少しでも不安の解消に役立ってもらえると嬉しいです。



寒い日が多くなる10月には、毎年体調を崩す息子だったので、
最初は、また風邪をひいたんだろうと思っていました。

しかし、1週間~2週間の間隔で熱を出すことが多くなり、
今年はよく熱を出すなーと、まだこの時も呑気に思っていました。

そのうち、寝るときに必ず

「ママ、お腹イタイ」 

毎晩のように言い、お腹を撫でる日が続くようになりました。
その時はまだ、何か病気が隠れているとは思ってなかったんです。
子供によくある、気を引きたいがため仮病を使っているのかも?とか、
便秘気味のコだったので、原因はそこじゃないか?と、思っていました。

でも、お通じがあった日の夜もお腹を痛がるし、
ちゃんと出し切ってないのかなぁ?とも思いましたが、 
段々とハテナマークが増えていきました。

 

そんな日が1か月ほど続き、ある日また熱を出した夜のことです。
眠っている息子が高熱になっていないか、汗をかいていないか、
首回りを触ったときに、違和感を感じました。

首のリンパ腫れてる!? 

でもこの時はまだ、腹痛との関連性や断続的に出すようになっていた熱など、
関係があるとは思っていませんでした。
おたふくになっちゃったのかなーとは、思いましたけどね。

 



早く気づいていればという気持ちもありますが、
リンパの腫れを発見する前に、かかりつけの病院に行っても、
風邪と言われる可能性のほうが高いですし、
実際、うちのコも風邪ということで、何度かお薬をもらっていました。

 

血液検査をしていれば、炎症の数値が高くなっていたかもしれないので、
風邪以外の病気を疑う場合もあるかもしれませんが、
喉が腫れているなど、風邪の症状でも炎症の数値は上がります。

 

まだ病院に行ってない人へ

ネットなどで『リンパ 腫れ 子供』 などと検索すると、
リンパ節炎ももちろん出てきますが、
もっと深刻な病気も出てきて、かなり不安になると思います。
ハッキリした病名は病院にいかなければわかりませんから、
不安になるくらいなら、思い切ってネット検索をやめることも必要です。

 

リンパ節炎と診断された人へ 

早期に気づけなかったことを悔やんでいるなら、
あまり、気にしないようにしてほしいなと思いました。
子供は親のちょっとした変化に敏感ですから。
ドンと構えて笑顔でいてあげてください。

 


 

【関連記事】

➜リンパ節炎の種類と治療について①の記事はコチラ 

➜リンパ節炎の種類と治療について②の記事はコチラ 

 


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