リンパ節炎の種類その1 治療方法が違うってホント? [リンパ節炎の種類・治療法]
もとは私も知らなかったのですが、
リンパ節炎って種類によって治療法が違うらしいです。
なので、あれ?○○さんのうちのコは○○って薬もらったのに、
どうしてうちのコは貰えないんだろう?
と、種類を知らないままだと不満に思うこともあるかもしれません。
お医者さんへの不信感は、治療に対しての積極性が減少してしまうので、
もし、それが勘違いだったとしたら、お子さんの為になりません!
私のわかる範囲で、種類別の一般的な治療法をご紹介しますので、
少しでも参考にしてもらえると嬉しいです。
① 化膿性リンパ節炎
名前の通り、腫れているリンパ節の部分が化膿し、
膿を出してしまう状態のリンパ節炎のことです。
化膿性リンパ節炎は細菌性で、ブドウ球菌や溶連菌などが起こすリンパ節炎です。
小さいお子さんがいる家庭なら、耳にしたことがある細菌名ですよね。
これらの菌がリンパ節にに入り、白血球との戦いに勝利してしまうと、
リンパ節の腫れがひどくなり、化膿してしまうんです。
また、化膿性リンパ節炎になってしまうと、熱が高くなる傾向があります。
子供は大人に比べて抵抗力が弱いので、
化膿性リンパ節炎になることも多いですが、
化膿性には抗生剤の投与が効果を表します。
もし、リンパ節の腫れが強く、食事などがとれない場合には、
点滴での栄養補給もあります。
② ウイルス性リンパ節炎
ウイルス性リンパ節炎も子供がかかる事が多いリンパ節炎のひとつです。
ウイルスの種類は
EBウイルス
サイトメガロウイルス
風疹や麻疹ウイルス
などが多いと言われています。
上記のウイルスも幼稚園や保育園ではよく聞くウイルスですよね。
一般的に化膿性などに比べると、症状は軽いと言われますが、
そのコそのコによって違いますので断言はできません。
そして、治療法はインフルエンザウイルスなどと違い、
対処療法しかないのが現状です。
我が子が苦しんでいるのに、対処療法しかないというのは、
親として切ない部分ではありますよね。
さらに、ウイルス性リンパ節炎の場合、EBウイルスによる、
伝染性単核球症にも気をつけなければいけません。
詳しくは下の記事を読んでみてください。
ちなみに、伝染性単核球症も対症療法しかありません。
子供ができてビックリしたことは、本当にいろいろな病気になるということです。
きっと、自分もそうだったんだろうと思うんですが、覚えてないですしねー。
また、次の機会にその他のリンパ節炎もお話ししようと思います。
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